結婚相談所の多様化
日本の伝統的な結婚の方法に、お見合い結婚があります。以前は、お見合いですか恋愛ですか、などと質問していましたが、最近の若い人に同じ質問をする人はもういないでしょう。
日本の伝統的な、お見合いの方法は、親戚の叔母さんなどが縁談を持って来てもらって、親や親戚に勧められてお見合いをするというものでした。そして、お見合い当日も親戚が何人か集まって、談話をするという形式でした。
田舎に行けばこういう風習もまだ残っているでしょうが、最近の若い人たちで、こういう形のお見合いをする人は非常に少なくなりました。
最近のお見合いは、昔からある方法とは随分違っています。
最近では、結婚したい人たちが自分から結婚相談所を探し、自分から足を運んで、プロフィールを登録します。コンピューターに色々な条件ごとに入力するのが一般的です。そうして、紹介してもらいたい人を結婚アドバイザーと一緒にパソコンから選ぶというものです。
結婚相談所には、男性の登録者の年齢を30代以上の人に限ったところや、医師や弁護士などの職業に限定されているところ、それに再婚専門の結婚相談所など多種多様です。
また、20代の若い人向けに、お見合いパーティーという形で、自由に出席者と話せる機会を提供する結婚相談所もあります。
もちろん、お見合いパーティーは、若い人に限らず、中高年の人のためのパーティーもあります。
このように結婚相談所は近年多様化していますが、自分の希望や自分の性格に合った男女の出会いの形を提供してくれる結婚相談所を探すことが大切です。